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INTERVIEW

現役バリバリのスゴイ人

Vol.02:商品本部
商品2部 担当部長 
脇田 悟
「ダイソーに満足しない男」

こだわり過ぎて仕事が遅れ、みんなに怒られます(笑)

狭い所を掘りさげることが好き。
バイヤー脇田の自己分析だ。幅広いジャンルの商品開発に次々取り組むだけでなく、一つの物を作り込む方が性に合う。その職人気質のためだろう、「こだわり過ぎて仕事が遅れ、みんなに怒られることもしばしば(笑)」

“狭い所”を極める脇田の真骨頂。

例えば、A4サイズのフォトフレームの商品開発秘話。担当になった当時、ダイソーのフォトフレーム商品は背面の板が段ボールだった。いかにも100円。職人脇田はそれが許せなかった。メーカーと何度も何度も交渉を重ね木材チップを原料としたコルクのような質感の板に変えた。こだわりは背面だけでなくフレームや表の透明シートの質も高め透明シートではなくガラスの商品も生みだした。。結果、同じ100円と言っても、もはや次元の違う別物と言っていい出来栄えとなり、ロングセラーとなった。
商品開発秘話には他にも、イヤホンがある。2019年、電気製品のバイヤーになった時、やはり脇田はダイソーの現状商品に満足できなかった。「100円イヤホンの音質を変えよう」。“狭い所”を極める脇田の真骨頂。目標は、最低でも市場価格2,000円ぐらいのイヤホンの品質にどこまで迫れるか。音楽を本当に楽しむ人に向け開発した。新生イヤホンがデビューした今、実際お客さまの声として、デザイン含め音質の評価はすこぶる高い。

商品の本質を深く突き詰める。

チームを率いる長である脇田。そのこだわり気質はメンバーみんなに伝播する。脇田チームが担当する絵本・知育などお子さま向けの書籍が「第13回マザーズセレクション大賞2021」(主催:一般社団法人日本マザーズ協会)を受賞。赤ちゃんが興味を持って見てくれる内容もさることながら、それは、破れにくさを突き詰めた本、例えボロボロになっても同じものを100円で再び買える本。商品の本質を深く突き詰めた一冊一冊が、子育てをするお母さんに喜ばれ、次世代を担う子どもたちの感性を育んでいる。

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