「100円でも良い物を売りたい」と何度も改良を重ねた。
中国から商品の輸入が始まったのが1990年くらい。前社長(創業者:矢野博丈)からは「儲けようなんて思うな!その日の飯が食えればいいんじゃ!お客さまが喜んでくれるものを仕入れてこい!」って言われ続けました。その結果お客さまからは、「これ、いくら?千円でしょう?」とよく聞かれ「いやこれ、全部百円ですよ」。という会話をよくしました。当時で言うと30cmの大皿がすごく人気でしたね。
私は1995年から工具などのバイヤーになりました。中国で探してきた物をそのまま売るんではなくてですね。「100円でも良い物を売りたい」と何度も改良を重ね、できるだけ付加価値を付けてダイソーオリジナルとして売りたいという想いがありました。